保険制度の限界

いままで、数件の歯科医院にかかり、そして延べ何百回も通院して、そして残念ながら今のお口の状態になった、というのが本当のところだと思います。

人によっては、「自分が歯の手入れを怠ったからだ」とおっしゃる方もいらっしゃいます。

しかし、私は思うのですが、「本当にきちんとした歯科治療を、しかるべき歯科医院でお受けになっていれば、こんなに多くの歯を失う事はなかった。」

とはいえ、この「しかるべき歯科医院は、ほとんど少ない」、ということも事実なのですが。

過去をいくら悔やんでも、後悔先に立たず。
もう、どうしようもありません。

いつまでも過去の自分を責めたところで、問題は解決しません。

ですから、現状を受け入れ、そしてここから力強く明るい未来への、第一歩を踏み出しましょう。

さあ、この明るい未来に向かって、そしてよりよい人生を目指していくときに、過去の失敗を二度としないように、過去の失敗を教訓にいたしましょう。

このお口の問題での過去の失敗。それは「無知」から来ているのではないかと思うのです。

まず第一に、お口の中の状態や、お口の中で起こっていた問題を、治療の主役であるあなたさまが知らなさすぎた。

もしくは、全く知らなかった、ということ。

そして第二に、「どうすればキチンと治るのか」という事を知らなかった。

また、かかりつけの歯科医師が教えてくれなかった。ということです。

この「知らない」ということで、現在の状態にまでなってしまったのだ」ということを、よく理解し、そして教訓としてください。

過去、「知らなかった」から、「歯科医師の言いなりになる」しかなかった。

そしてその先生を信用して、治療を何十年も続けてもらった結果、あなたさまの大切な歯がなくなった・・・

「知る」ことが、最も大切です。

そしてもう一つ言うなれば、今も大きく悩んでおられるとするならば、お口や入れ歯の問題で「何がどうなって、そしてどこでどうすればいいのか分からない」ということで、悶々と悩みの中にあるのではないでしょうか。

こんなことでは、「明るい未来」や「よりよい人生」などを希望しても、どんどん無意味な時間が流れていくだけです。

歯を失う一番の原因は?

まず歯を失う一番の原因を知って下さい。

  • 「痛みはないのに最近歯がグラグラしてきた」
  • 「前歯にすき間ができてしみてきた」
  • 「いきなり歯が抜けてしまった!」

このような症状で歯科医院に駆け込んだ・・・。

こんな症状ではありませんでしたか?

歯を失う80パーセントの原因は「歯周病」です。

多くの患者さまは、こんな状態になってはじめて「こんなことになるならもっと早く教えて欲しかった」と、助けを求めて吉本歯科医院にお越しになります。

また、虫歯だと思って来院された方の80パーセント以上の患者さまに歯周病が進行しているケースが非常に多いのです。

院長は現在日本臨床歯周病学会に在籍し認定医を取得し、最新の専門的な歯周治療の勉強に日々努力しています。

千葉県在籍の日本臨床歯周病学会認定医は12名のみ
>> http://www.jacp.net/jacp_web/index.html

歯周病には痛みがありません

虫歯と違って歯周病には痛みがありません。
痛くないので気が付きません。
ですから長い年月をかけてその恐ろしい病気はどんどん進行し続けます。

歯を失う原因の一番はこの歯周病という病気です。

この魔の病気は、じっくりじわじわと痛みなく進んでいきます。

本当に恐ろしい病気ですが、ほとんどの方にその意識はありません。

突然ですが、あなたさまに質問です。
あなたさまの歯を支えているのはいったい何だと思われますか?

私が診療の際に患者さまにお聞きする質問です。

多くの方は思わずキョトンとされ、「え~と、歯ぐきですかねえ?」とお答えになられます。

歯を支えているのは骨

しかし、答えはなんと「骨(ほね)」なんです。

詳しくは「歯槽骨(しそうこつ)」といいますが、歯をしっかり支えているのがこのなのです。

つまり基礎です。家でも何でも基礎がきっちりしていなければ、少しの地震や台風ですぐ壊れてしまいますよね?

歯周病というのはこの基礎となる骨が、ばい菌によって溶けてなくなってしまう恐ろしい病気のことなんです。

骨が溶けて、歯が抜けてしまったら・・・・・・

残念ながら一度溶けてなくなってしまった骨はもう二度ともとに戻ることはありません

ある日突然何本も歯がグラグラして抜けそうになってあわてて歯医者に飛び込んだ、という方もたくさんいらっしゃいます。

吉本歯科医院に「なんとか助けて欲しい」と駆け込んでこられた患者さまにお聞きすると、今までどこの歯医者さんに行っても「歯周病ですね、と言われたことなんて一度もなかった!」とおっしゃられる患者さまはたくさんおられます。

歯周病の進行

なぜ、こんなことになってしまったのでしょうか?

なぜ、こんなになるまで患者さまはご自分が歯周病である、ということに気がつかなかったのでしょうか?

それは実は患者さまだけに問題があるわけではないのです。

残念ながら日本の保険制度に問題がある、と私は考えています。

日本の保険制度の限界

日本の保険制度では、歯科医師は「悪いところを削って詰める」ことしか、保険として認められていなかった、のです

歯周病の治療とは、つまり歯周病の原因となる歯垢(プラーク)をプロの手によって確実に除去していくことが一番大切なのです。

しかし、残念ながら「歯垢を除去する」という行為は日本の保険制度では認められていません。

歯垢(プラーク)

つまり「予防が必要」とうたっていながらも、その行為に対して保険制度は適応されないのです。

あなたさまも経験がおありになるかと思います。

虫歯ができたのであわてて歯医者に行った。

診療台に横になって、虫歯の部分を削って詰めてもらった

そして何年かしたらまた同じようなところが虫歯になったのでまた歯医者に行って、削って詰めて・・・・

この繰り返しを何度もやってこられたのではないでしょうか?

歯を削って詰めて、また削って・・・

歯を削って詰めて、また削って・・・歯医者さんといえばそんなイメージばかりありませんか?

しかし、覚えておいて下さい。
一度削ったり抜いたりした歯は二度と元には戻りません。

こんなことを繰り返していればご自分の歯が残るわけはありません。

歯を失った方が、「もう一度自分の歯で肉を食べたい」、涙ながらにおっしゃられた言葉を忘れることができません。
たった1本の部分入れ歯でさえ、食事の味は変わります。

髪の毛一本が口に入っても違和感を感じるのが人間です。

日本では今、80歳で20本の歯を残そうというスローガンを掲げています。

しかし、実際に80歳の方の歯の残存数はなんと、8本、です。

たった、8本、です。

8本の歯で一体なにが美味しく食べられるというのでしょう。

歯医者には虫歯になってから行けばいい、そんな意識があたりまえになっている国はもはや日本だけではないのでしょうか?

先日もオーストラリアで長年過ごされていたご夫婦とお話している時に、歯の治療で何百万もかかったので、歯のメインテナンスには細心の注意を払っているよ、という話を聞きました。

欧米諸国では「虫歯になってから歯医者にいく」のではなく、「虫歯に絶対ならないように歯医者に行く」のです。

いかがでしょう。この意識の違いです。

あなたさまの寿命はおいくつぐらい

さてここで、少しお考え下さい。
あなたさまの寿命はおいくつぐらいだと思われますか?

「そんなのわからないよ!」と思われるかもしれません。

しかし、今、あなたさまの周りを見回してみて下さい。

80歳を過ぎてもお元気で楽しく人生をお過ごしの方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

日本はいまや世界一の長寿国です。

人生80年は、もうあたりまえ、の時代がやってきました。

しかし、歯の寿命はどうでしょう?

ここで歯科医師会が行っている調査の結果をお話しましょう。
日本歯科医師会では8020(ハチマルニイマル)をスローガンにしています。
これは何かと申しますと、80歳で20本の歯が残っていれば美味しく食べ物を食べることができ、健康に生きられる、ということです。

しかし現実に80歳の平均残存歯数はたったの8本です。

8本あればまだいいほう、かもしれません。

たった歯8本でいったい何が食べられるというのでしょう?

パリパリとみずみずしい野菜を噛み切りその食感を味わうことができるでしょうか?

大好きなうどんを勢いよくすすりこんで、のど越しと香りを堪能することができるでしょうか?

ステーキを奥歯でかみ締めて、あふれ出てくる肉汁を味わうことができるでしょうか?

答えは否、です。
食欲は、生きるものとしての本能です。
そして生きていく中で、「美味しく食べられる」ことは最大の楽しみでもあります。

どんなに素晴らしい入れ歯でも、違和感はあります。
しかし、やはり、入れ歯、なのです。

人生80年当たり前の時代がやってきました。
寿命は80年だとしても、歯の寿命は40歳代・・・と申し上げたらあなたさまは驚かれるでしょうか?

しかし、それは本当です。

最近はよくテレビでも紹介されるようになり、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。

ご自分の歯が多く残っていらっしゃる方ほど、お元気で意欲的なのです。

実際に調査を行っていくとご自分の歯をほとんど失い、入れ歯で生活されていらっしゃる方に痴呆にかかりやすい、ということがわかっています。

何も知らなかったために大切なご自分の歯を失ってしまった、これが今の日本の歯科医療の実態です。

院長撮影

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